大相撲の階級に関するナビ
大相撲の階級は、上から横綱、大関、関脇、小結、前頭と続いていきます。これら5つの階級にいる力士を総称して幕内力士といい、小結と関脇を三役と言います。
元々横綱は大関の名誉職ということで創設され、大関が最高位とされていました。大関の中でも強い力士が横綱となりえたのです。いわゆる関取と称されるのは、前頭の下にあたる十両までです。十両と幕下では待遇も給与面でも大きく違い、大相撲における天国と地獄の境界線とも言われています。
ナビをするにあたり、幕下以下の説明もしないといけません。幕下以下になると、三段目、序二段、序の口と分かれます。特徴としては、序の口で大勝すればすぐに序二段の中位に番付が上がるなど、下に行けば行くほどそこでの大勝ちによって一気に躍進することが可能になっています。
特に優勝すれば、位が1つ上がるほどの勢いで昇進できます。幕下15枚目で全勝優勝すれば自動的に十両昇進が決まるなど、様々なことが決められています。