大相撲の初場所に関するナビ
毎年1月、1年の最初の本場所である大相撲の初場所ですが、この場所後に横綱や大関に昇進する力士が多く、祝儀場所とも言われています。
例えば、大横綱である千代の富士は1981年、優勝決定戦で北の湖を下し、初優勝し大関昇進を決めるなどしています。最近では千代大海が三代目若乃花をこちらも決定戦で下し初優勝し、大関昇進となりました。一方ではこの場所を最後に引退する横綱や大関も多いのが特徴です。
大相撲の歴史上、後にも先にも唯一ということが初場所で起こります。それは初日が初めて日曜日以外の日に行われたことです。これは当時の昭和天皇が崩御なされたことで急遽開催を1日ずらしたことで起こりました。
本場所が15日制になってからは初であり、現在に至るまでそのときの1度しかありません。大相撲のナビとしてはぜひとも知識として覚えていただきたい部分であり、同じ理由によって初日がずれることがないことを願うばかりであります。